貿易実務検定とは

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貿易実務検定は、貿易実務に携わるエキスパートとしての知識や能力の有無を判定する民間の資格試験です。この検定は最近、商社や貿易関連会社などへの就職・転職に有利に働く資格として人気を集めています。
貿易実務といってもその業務の幅は広く、輸出入に関する書類上の手続きから契約交渉、船舶等の運送・通関手続き、保険の選択付保の手配、クレーム処理、語学力など、実にたくさんの能力を要求されます。海外との取引がある企業にとって貿易実務は必要不可欠なので、その実力を証明する資格を保有するということは当然採用にも有利になるわけです。
貿易実務検定は日本貿易実務検定協会が実施しています。この検定は比較的新しく、平成10年3月にスタートしてからまだ10年程度しか経過していませんが、平成18年12月までの受験者数は6万人にのぼり、その人気の高さがうかがえます。

貿易実務検定の受検

貿易実務検定は、受験者のレベルに応じて4段階に分けられています。試験は全国8つの主要都市(仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡・沖縄)で開催され、特定の企業や学校・教育施設での団体受験も認められています。
貿易実務検定は民間資格となりますが、貿易実務全般を扱う能力・知識の証明となるので、充分に通用する資格だといえます。
貿易実務検定に合格するためには、各級ごとのレベルと自分の実力を照らし合わせて受験すると良いでしょう。日本貿易実務検定協会のサイトには過去の受験者数や各級の合格基準、合格率、問題例と解答例が示されています。級ごとの合格率は平成19年度の最後の検定で、A級5.9%、準A級26.1%、B級31.3%、C級47.6%となっています。B級やC級の受験なら独学でも合格可能かもしれませんが、それ以上の級なら協会が開講している講座を受講するなどの対策が必要と思われます。

貿易実務検定の資格を活かす

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貿易実務検定に合格しても、それで終わりというわけではありません。
確かに就職や転職の時に貿易実務検定の資格は役立ちますが、入社後に実力が発揮されなければ、会社からの評価は一気に下がります。特に、貿易実務検定は会社の利益を直接左右する業務内容に関わる資格なので、その分責任は重大なのです。世界情勢は刻一刻と複雑に変化するものでもあるので、この資格を活かしたいなら常に最新の知識の情報収集が必須です。
実務経験無しで貿易実務検定の資格を取得した場合は、実際の業務に付くと戸惑うかもしれません。机上の勉強では分からなかったようなことに関しては周囲の貿易実務経験者などから話を聞いて、経験を積みながら資格を活かしたいものです。